サバナ気候

ウキウキ感記

211217-18

北海道に着いた。

思い出しながら書く。

17日夕方、空港に到着した。雪で飛行機が飛ばないおそれがあったが、無事飛んでよかった。空港から外に出たら寒かった。バスで札幌のホテルに向かう。途中、大通りで降りて電車に乗り換えた方が早く楽にホテルに着けたのだが、300円ほど節約しようと思い、できるだけホテルに近いバス停で降りて、800mぐらい歩くことにした。結論からいうとこれは間違いだった。

当日、かなり雪が降っていた。それは道中の車窓からも確認していたが、舐めたていた。いざバス停に降り立つと、思ったよりも雪が深かった。30cmぐらいか。誰も通っていないふわふわの新雪の上を歩こうとすると、スネ辺りまで雪に埋まる。最初はふわふわだしキュッキュ鳴るからテンションが上がってはしゃぎながら歩いていたが、わりとすぐに止めた。足が冷えそうだし、雪もまあまあ降ってるし、まずホテルへ。人々が通って雪が踏み固められた部分を歩く。所々滑りそうになったが、新雪の上よりは全然歩きやすい。しかし、その幅は人一人分(60cmぐらい)しかない。そりゃ、みんな誰かが通って歩きやすくなった道を歩くからね。哲学っぽいけど当たり前か。そこを普通に歩くのは問題なかった。しかし、俺はスーツケースと共にバス停に降りた。20kg超、重い。そしてデカい。100L以上あるかも。約10年前、たまたま安く海外に行ける機会があり、その際に買ったやつだ。そしてそれ以来使ってなかったので、約10年ぶりの出番である。話は置いといて、とにかくスーツケースと並走できるほど、人々が踏み固めた道幅は広くない。スーツケースを縦向きにして後ろから押すスタイルも考えたが、雪でコロコロがうまく回らず、無理。となると、スーツケースを横向きにして傾けて押すか引っ張るしかなかったのだが、スーツケースの横幅は道幅よりデカい。左右10cmぐらいハミ出る。人々が踏み固めた道を歩く俺。道の両脇のふわふわ新雪をグラウンド整備用のローラーよろしく圧雪しながら進むスーツケース。あのローラー(重いコンダラ?)を転がした経験はない。あれよりは俺のスーツケースの方が軽いはずだが、あれはローラーが回転する分、摩擦抵抗はどっこいだったかもしれない。とにかくめちゃくちゃ疲れた。800m歩いただけなのに。気温はたしか-2℃とかだったが、着こんでいたおけげかぽかぽかになった。内地のみなさん、雪国をスーツケースと共に歩く際は路面状況を考慮した方がいいかもしれません。300円払えば歩く距離が8分の1になっていたというのに。お金の使いどころ、むず~。何とかホテルに到着。

セイコーマートで買い出し。約2年ぶりのセコマでテンションがあがった。パンとか炭水化物をめちゃくちゃ買った。どれもおいしかったが、ホットシェフのあたたかいおにぎりがめちゃくちゃおいしく感じた。北海道というか寒い地域のお米は何かが違うのかもしれない。あとラスクがおいしかった。ラスクうめ~。そのまま明かりもコンタクトもエアコンも空気清浄機もつけたまま就寝。

ここまでが17日の夕方以降のできごと。冗長になったね。

18日は朝から試験を受けた。来年受ける下見のつもりで受けた(悠長か?)。暗記系はサッパリだったが、計算問題とかそっち系は何とかなるかもといった感じの難易度だった。ほぼほぼ不合格だが、多少勉強していた分の手応え?みたいなものがあっただけよしとしたい。まぁ、再募集の試験だったので、難易度は意図的に下げられていたかもしれないが。結局勉強してた期間って9月だけだったな。そろそろちゃんとやろうね。試験会場から歩いて帰宅。わりと都会っぽい所を通ったが、静かというかシーンとしてるなと感じた。気温が低いからだろうか。風がなく、雪が止んで天気もよかったというのもあるんだろうか。また、ダウンジャケットを着てリュックを背負っていると、背中が蒸れるというか結構暑かった。気温は-5℃とかだったけど、歩いていたらそこまで寒さを感じなかったな。雪の上を歩くのって、慣れてないと結構体力を使うのだろうか。あと、メガネが曇りまくりで結構困った。でも、周りのメガネの人たちはそれほど曇ってないような気がしたな。俺が熱いだけか?曇り止めを塗れば改善されるのだろうか。ラーメンを食べて帰宅。

ここまで日記を書いて、現在19日の4時30分。ちゃんと寝てないので、チェックアウトまでできるだけ寝ようと思います。